2019年 フーコック 2日目 ①朝食・朝市・昼食編
2019年3月8日(金)
フーコック:快晴
滞在先:ノック チャウ ホテル(英語:Ngoc Chau Hotel/ベトナム語:Khách Sạn Ngọc Châu)
朝7:00に起床。今日もフーコックはいいお天気です。日陰でもTシャツ1枚でちょうどいいくらい。
起きてすぐに朝食ビュッフェへ。ビュッフェの時間は、たしか6:00〜9:30。
食堂は、目の前の海を一望できる6階にあります。椅子の席とソファの席があって、好きなほうを選べるのも楽しい!
メニューが予想以上にバラエティに富んでいます。宿泊費が安いので、実はあまり期待していなかったのです(ノックチャウのみなさま、ごめんなさい!)
主食はパン5〜6種類、おこわ、お粥。おこわやお粥のトッピングに、漬け物や砕いたナッツなど。
おかずはサラダバー、鶏や牛の肉料理、火を通した野菜料理、焼きそば、ゆで卵、カレー風味のシチューなど。
ドリンクバーにはコーヒー、牛乳、オレンジジュース、ミネラルウォーター。コーヒーサーバーの横には、コンデンスミルク(練乳)もあります。
出発前に「朝食ビュッフェではコーヒーだけ飲んで、朝ご飯は外に食べに行こうね。せっかくの中心部だしね〜」なんて言っていましたが、とうぜん予定を変更。目が覚めたばかりなのに、サラダ、ゆで卵、焼きそば、おこわ&カレー風味のシチューをいただきました。しまった、調子に乗りすぎた……。満腹。
オットはミニフランスパンとサラダバーで、バインミー(Bánh Mì)を作っていました。このミニフランスパン、今回食べたパンの中で一番おいしかったそうです。くぅー、パンに到達できなかった!
屋外にある喫煙OKのテーブル席では、アメリカ・ミシガン州からいらしたおじさまがコーヒーを飲んでいました。娘さんの大学卒業のお祝いに、家族で来たそうです。「昨日は娘と一緒に、バイクで島の北のほうに行ったよ〜」と言っていました。暗黙の交通ルールが多いベトナムでバイク!
チャレンジャーなおじさまは、オットにベトナムのタバコを勧めてくれました。軽くて素朴な味だったそうです。対するオットはハイライト。ヘビーなタバコを吸っています。お礼に差し出した日本の重たいタバコには、笑いながら手をつけませんでした。私も8mgだしな……。
部屋に戻って、ホテルを移動するための荷支度。チェックアウトは12:00、次の宿の送迎車が来てくれるのは13:00。近所をのんびり散策したいので、先にチェックアウトすることにしたのです。
レセプション(フロント)で滞在費のお会計を済ませて、チェックアウト。スーツケースは送迎車が来るまで預かってもらうことに。オットが出発前に、メールで荷物の預かりをお願いしてくれていました。ありがとう、レセプションのお姉さん!そしてオット!
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ノック チャウ ホテル
(英語:Ngoc Chau Hotel/ベトナム語:Khách Sạn Ngọc Châu)
公式サイト:http://ngocchauhotels.com/
身軽になった私たちは、ナイトマーケットの川向こうにある朝市へ。「Day Market」として知られているようです。
静まり返っているナイトマーケットの中を通り、ドゥオン・ドン川(Duong Dong River)にかかる橋を渡ったところの階段を降りれば、もう朝市の入り口です。
橋のふもとには、さっそく肉屋さん。さばかれた豚肉が、むき出しで売られています。冷蔵庫なし!
私たちが訪れた時間帯は10:00頃。観光客はちらほら。地元の方々のバイクでごった返しています。
こんな細い道にも、バイクがたくさんでビックリ。しかも何かを買うとき、バイクから降りません。店の前に停めて、大声で店員さんとやり取りしています。行き交うバイクは、クラクションをプープー鳴らします。
さらには、道の真ん中で魚を売り始めるおばちゃんも! もちろんそこにもバイクで立ち止まるのですから、もうカオスの一言に尽きます。おばちゃん、さすがに他のお店の人に怒られていましたけどね。それでも悪びれないところが好きだなぁ。
そんなカオスの中をスタスタ進んでいけるオットと、歩くのに必死な私。二人の間に会話はほとんどなし。どうやって歩けばいいのか、まったくわからないよ〜。暗黙の交通ルールは、今回も習得できずに終わりそうだ……。
お店の並び方は、川側が魚屋さん、反対側が八百屋さん、と大まかに決まっているようです。あちこちに水たまりがあるので、底のしっかりした靴を履いていくことをおすすめします。
私たちは魚屋さん側を歩きました。意外なことに、あまり生臭くありませんでした。日本の魚市場のほうが生臭いなぁと感じる程度。
シメた魚は氷の上に置かれ、活魚は水槽の中、貝類はタライに入って売られています。タライにはホースが突っ込んであって、常に水を流しています。雑然としているけれど、けっこう清潔なんですよね。ハエもほとんど見かけなかったし。
店先には、小魚をさばいている店員さんの姿も。さばかれた小魚は、ザルに規則正しく並んでいます。小さなイカもザルにキレイに並んでいました。小魚の売り方は、日本のほうが大雑把かも。
豆腐屋さんと思しきお店には、豆腐や厚揚げっぽいものがありました。乾物屋さんには干しエビ、貝柱、日本でもおなじみのイカなど。ショーケースなんて、どのお店にもありません。ザルに盛られていたり、吊るされていたり、全部野ざらし。
キョロキョロしながら歩いていると、オットが干しエビの前で立ち止まっています。日本では手を出せないお値段の干しエビが、なんと1kgあたり40kドン(約200円)! しかもザルに山盛りになっています。
大中小のサイズのうち「中」を選択。1kg単位で買うのが基本ですが、私が250gと提案。1kgも買ったら、ほかのお土産がスーツケースに入らなくなるよ……。
渋々了承する店員さんとオット。おばさま、無理を言ってごめんなさい。どうもありがとう!
果物も1kg単位で買うのが基本のようです。お値段もかなり安そう。マンゴー、ランブータン、バナナ、ドラゴンフルーツ、ドリアンなど南国のフルーツばかり!
日本のみかんのようなオレンジもありました。種が多くて酸っぱめで、日本ではもう食べられないみかんの味がします。今の日本のみかんは、甘くて水っぽいですから……。
でも生ものは、残念ながら日本側が持ち込み禁止です(ベトナム側は持ち出しOK)。お土産にできたらいいのになぁ……。
あまりの喧噪とバイクの量に疲れてしまい、途中で引き返すことに。
朝市をすべて見ることはできませんでしたが、ローカルなフーコックを目の当たりにできて満足。 オットも干しエビをゲットできて大満足!
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朝市(Day Market)
住所:49 Đường Ngô Quyền, Khu Phố 4, Phú Quốc, tỉnh Kiên Giang, ベトナム
ナイトマーケットまで戻り、カフェでひと休み。ほとんどのお店が半屋外。喫煙OKなのがうれしいです。
ベトナムのコーヒーに入れるミルクは、練乳と思っておいたほうがいいです。牛乳は使いません。レストランなどで「ミルクをほしい」と英語で伝えると、店員さんがコンデンスミルクを持ってきてくれることが多々あります。「Fresh Milk」と言えば、牛乳をもらえるのでしょうか? まだ試したことはありません……。
お昼ごはんは、ノックチャウホテル沿いにある小さなレストランへ。ガラス越しに見える1階の客席は、ローカル度が高め。狭い空間にプラスチック製の椅子がたくさん並んでいます。店員さんが声をかけてくれて入ってみると、通された2階の客席は広くて半屋外! 海を眺められて気持ちのいい空間です。
メニューはベトナムのつけ麺「ブン・チャー(Bún chả)」の一択。ブン(Bún)は、そうめんに似た形状の米粉の麺です。具材は揚げ春巻き、きゅうり、なます、ハーブ2〜3種類。このお店では、ワンプレート(ワン丼)で出てきました。つけダレがついてくるお店もあるようですが、ここは卓上のソースをかけて食べるタイプのようです。
揚げ春巻きはおいしかったけれど、その他は可もなく不可もない味でした。オットは少し残念だった模様。私は景色がよかったからOK!
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ブン・チャーを食べたレストラン
店名を失念。Googleマップでわからなかったので、場所の目安だけ記録。